脂肪がついているとたるみやすいのでしょうか

たるみと言うのは特に30代を過ぎた頃から気になると言う女性が多く、日頃から気に掛けるようになると言われています。
たるみは、主に顔のたるみが気になる事が多いと思うのですが、顔がやせている人とそうでは無い人ではたるみ具合に違いがあるのでしょうか。

顔の脂肪の付き方でたるみ具合は変わるのか?

顔の脂肪の付き方と言うのは、人によって部位にも違いがあれば、日々のライフスタイルによっても変化してくるものです。
感情を表情に出しやすい人は筋肉が鍛えられてたるみにくくなりますし、あまり感情を表情に出さない、つまり無表情な事が多い方は、脂肪が付きやすくたるみやすい傾向があると言われています。
これは、単純にいつもニコニコしているか、無表情でいるかの違いのような印象を受けるかもしれませんが、デスクワークをしているか、営業職をしているかによって違うようなものです。

どうしても、営業のような仕事をしていると笑顔になる事も増えますので、その分たるみにくくなる傾向があるのに対して、デスクワークをしていていつもニコニコしていたら若干気持ち悪いかもしれませんので、それなりに無表情になると思うのです。
こうした職種によっても違いがあるので脂肪の付き方でたるみ具合が変化すると言う事は一概には言いにくいのです。

脂肪の付き方より、筋肉の付き方によりたるみ具合は変化する

例えば顔が痩せている、つまり脂肪がついていない人ならたるみにくいのかと言うと決してそうではありません。
脂肪の付き方よりも、筋肉がどれほど発達していて、程よく肌と繋がっているのかがたるみやすいのか、そうではないのかを分ける事になります。
脂肪がついていても筋肉もついていればたるみにくいと言えるのです。

肌のたるみは顔だけでは無かった!反射と下半身の関係

肌のたるみは顔が1番目立ちますが、その他の部位でもたるみと言うのは発生しているものなのです。
あまり手の届かない部位や自分の目では確認できないような部分は、意外とたるんでいる事が多いと言われています。
日頃からたるみを防止する為に頑張っていてもたるんでしまうのはどうしてなのでしょうか。

肌の露出と紫外線の関係

顔は皆さんが気にして日焼け止めクリームを何度も塗ったりすると思います。
比較的上半身も塗っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、下半身まで丁寧に塗っている方がいるか?と言うとそこはなかなか微妙なところではないでしょうか。
下半身を露出するようなファッションと言うのは、ある意味では若々しく、女性らしさをアピールする上ではとても良いと思います。
しかし、紫外線と言うのは地面に降り注いだ後、およそ10パーセント弱が反射しているのです。
つまり、下半身を何のケアも無しに露出したファッションで歩いているだけで、紫外線の照り返しにより下半身がダメージを受けていると言う事になるのです。

下半身が紫外線を受けていてもダメージはあるの?

スバリ、あります。
紫外線の影響は、下半身であろうとも浴びてしまったなら必ず影響が出てきます。
足にほくろが増えたり、ひざがくすんで来たり、場合によっては下半身全体がたるみを帯びて来る事も考えられると思います。
また、反射した紫外線がどこまで届いているのかも未知数ですので、思わぬところが日焼けしていたと言う事も多くあるのです。
全身に気を配っていたつもりだったのに、ミュールを履いていた部分だけが日焼けした、と言うのは良くある事でしょう。
目からも紫外線の影響があると言われていますので、下半身が紫外線を受けてもダメージがある事をしっかりと頭に入れておきましょう。

紫外線がもたらす肌への影響

紫外線は肌トラブルの大きな原因の1つとして知られていると思います。
紫外線は百害あって一利なしとまでは言われていませんが、肌にとっては良い事は先ずありません。
そんな紫外線は、地域や高度、日照時間等の関係から日本各地でも紫外線の量は異なると言われています。
例えば日本の最南端は最北端に比べて2倍の紫外線量がある、等と言われているのです。
紫外線はしみや、くすみ、しわ、たるみ等の原因にもなりますので、紫外線対策は年中無休で実施する事が望ましいそうです。
たるみに関してはどのようなメカニズムで影響を及ぼしてくるのでしょうか。

紫外線がもたらすたるみへの影響と対策

紫外線対策として日焼け止めクリームを塗ると言う事はほぼ全国的に常識的な事になっていますが、それにプラスアルファをする事でもっと紫外線から肌を守る事が出来ると言われています。
紫外線は、肌に当たると皮膚の組織を破壊する事が分かっており、それによってしみやくすみ、しわ、たるみが生じる事に繋がっているのです。
その為、念には念を入れて、日焼け止めクリームを肌に塗布した上から、更にサンバイザーやUVカット機能のある衣類を身に着けるなどする事が有効なのだそうです。
少しでも紫外線をカットして肌の老化を防ぎたいなら、徹底的にやるしかない、と言うことなのでしょう。

UVカット機能のある衣類やサンバイザーを使用していたら日焼け止めは不要?

先ずどんな時でも日焼け止めクリームが不要である事はありません。
夏でも冬でも紫外線と言うのは降り注いでいて、強弱に差があるものの、肌への影響がある事には変わりないのです。
その為、どんなにUVカット効果の衣類を身に着けていても日焼け止めは絶対に使用するようにしてほしい思います。

寝方と顔のたるみは密接な関係があった?!

たるみと言うのはいろいろな原因があって特に顔のたるみが目立つ事が多いものです。
たるみの原因の中で、眠り方にも原因があると言う説があるのですが、それはどのような場合なのでしょうか。
また、どのような理由でたるみの原因となるのでしょうか。

眠り方にも原因がある「たるみ」

通常人間は、眠る時には楽ちんな恰好をして眠る事が多いのですが、その多くはあおむけで上を向いた状態で自然に手足を広げた感じで眠る事が多いと言われています。
ですが近年では、横を向かないと眠れない、枕に顔をうずめないと眠れないと言う方も増えてきているそうです。
しかし、あおむけ以外の眠り方をしている方は顔がたるむ可能性が高いと言うリスクがあるのです。
例えば横向きに眠った場合、右側のほほを下にして眠ったとしましょう。
すると体重の10パーセント程度が右側のほほにかかってしまう事が分かっており、その重みで皮膚が引っ張られると言う事にも繋がるというのです。
これは夜に眠っている時の無意識な行動である事が多いだけに、どうする事も出来ないと言う事も多いでしょうが、枕に接している(下側になっている)ほほに過剰な力が加わり、体も歪み、太りやすく、顔もたるみやすくなる、となると、冗談では済まない話だと思いませんか?

左右差も出てきてしまう可能性が高い

先にも少し触れたように、左右どちらかのほほを枕に着けるように横向きで眠っていると、左右のほほには、違いが出てきてしまいます。
毎日下側にするほほを入れ替えるような努力をするならまだしも、毎日同じ方向を向いて眠ると言う方は、左右で極端に顔が違うと言う事にもなりかねないのです。
出来るだけ、そう言った事にならないように、顔のたるみを意識した寝方を考えると良いでしょう。

たるみの内的要因とは?

たるみは肌のトラブルの中でも1度たるんでしまうとなかなか改善しにくいものとして知られていると思います。
ですが、その原因には外的要因と内的要因があり、外的要因としてはある程度紫外線や乾燥等のように予想が出来るのですが、内的要因と言うのはどのようなものがあるのか気になるところです。

気になる内的要因とは?

活性酸素

酸素が体内に入ると活性酸素として変化して本来なら免疫力を高めてくれる働きをもっているのですが、酸素であるが故に細胞を錆びさせてしまう働きも持ち合わせています。
この活性酸素が肌にとっては真皮のコラーゲン等の繊維にダメージを与えてしまい、細胞を老化させる事があります。
その老化こそが初期のたるみである事が多いそうです。

喫煙

喫煙する事は、たばこに含まれているニコチンが血管を収縮させる働きがあるので、肌の隅々まで血液や栄養分が行き届かなくなる事があります。
その結果、皮膚の活動にも影響を与える事となり、肌トラブルやたるみの原因を作ってしまうのです。

栄養不足、睡眠不足

睡眠中に美肌は作られると言われますが、その睡眠中に十分なビタミンやミネラル等の栄養分を吸収出来なければどんなに眠っていても美しい美肌は作られないのです。
その為、良質な栄養バランスの良い食生活を心がけて、良質な睡眠をとる事が出来るような環境作りをする事が1番大切なのだと思うのです。
栄養や睡眠が十分に間に合っている状態の肌にはハリがあったり、血行が良かったり、ぷりぷりとした手触りであったりして、たるみ知らずなのです。
たるみを自分自身の生活習慣の見直しから改善出来る事にもなりますので、積極的に栄養や睡眠には配慮した生活を送る事が良いでしょう。

しわの原因はお肌のたるみ?!たるみ改善方法は?

年齢を重ねていくと、お肌の悩みは増える一方ですよね。特に目の下や口元にしわができたりしたら、顔の印象が老けて見えてしまうので、大変です。
一刻も早く改善させようと色々な方法を試してみる人も多いと思います。目の下や口元など、顔にできるしわは乾燥が原因のことも多いので、保湿ケアで解消することもあります。
でも、保湿ケアでも改善できなかった場合は、原因はお肌のたるみによるものの可能性が高いです。お肌のたるみは放っておくとどんどんひどくなってしまうので要注意。お肌のたるみ改善方法を紹介します。

どうしてお肌がたるむとしわになるの?

お肌のたるみがどうしてしわの原因になるかというと、笑ったり、泣いたりするときに、表情によってできたしわが、お肌のたるみによって戻らなくなってしまうからです。
お肌がたるんでいなくて、ハリのある状態だと、元の表情に戻った時にはしわは消えるはずなのです。歳をとると笑じわができるのは、お肌がたるんでいるからなのです。

お肌のたるみを改善するためには

お肌のたるみを改善するためには、保湿ケアだけでは不十分です。なくなってしまったお肌の張りを取り戻せるような成分を化粧品やサプリで摂るようにしましょう。
ハリを蘇らせてくれる成分はビタミンC誘導体やレチノールなど色々ありますが、どの成分と相性がよいのかは人によって違うので、いくつか試してみるのもいいかもしれません。ただ、すぐには効果が出ないので、1か月くらいは続けてみましょう。
また、睡眠をしっかりとったり、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することもたるみ改善には効果的です。

お肌のたるみを解消してしわを無くそう

加齢によるお肌のたるみでできてしまった顔のしわは、まずたるみを解消することが大事です。
たるみ改善方法を色々試して、たるみもしわもない若々しいお肌を取り戻せるといいですね。